ぶら下がり健康器は一見、手軽に筋力をつけたり背骨を伸ばしたりするのに便利な器具です。
しかし、実際に導入すると様々なデメリットが浮かび上がってきます。
本項ではぶら下がり健康器のメリット、デメリットを比較し、あなたに最適な運動を提案します。
自宅に1台あれば、ジムに行かなくてもいいし、時短にもなるし1石2鳥です。
しかし「自宅に置いて邪魔になりそう…」「どのように使えばいいのか分からない…」という人も多いでしょう。
そこで本項では、ぶら下がり健康器のメリット、デメリットを徹底検証します。
デメリットはあれど、自宅に1台あれば便利なのは間違いなし
懸垂もできるような、しっかりとしたものを買えば長く使えます。
また「部屋に置くと邪魔になりそう…」「子供がけがをしないか心配…」という人は、ドア枠や壁に突っ張る【棒タイプ】がおすすめです。
筆者 ふじ
- 元プロ格MMA選手。現在は引退。
- 筋トレとブラジリアン柔術(紫帯)が趣味の一児の父
- 柔道整復師
- セミパーソナルスタイルジムの現役トレーナー
ぶら下がり健康器のメリット
ぶら下がり健康器のメリットを以下の2つです。
- 自宅で気軽に筋トレができる
- 時短になる
- ジム代が浮く
自宅で気軽に筋トレができる
懸垂やぶら下がるだけでも、握力や背中、腕の筋肉が鍛えられます。
初心者でも無理なく始められます。
上級者であれば、懸垂やディップスをすることで十分な筋トレができます。
初心者から上級者まで使えるものを選ぶと長く使えるよ
こちらのぶら下がり健康器は耐荷重画150㎏まであり、土台も動きづらい抜群の安定性を誇ります。
時短になる
自宅にぶら下がり健康器があれば、自宅がジムと化します。
よってジムにいく必要もありません。
例えばジムに往復30分かけたとして、
- 1日30分×週2回=2時間/週間
- 2時間×4週=8時間/月
- 8時間×12=96時間/年
つまり1年間で約4日間もの時間を捻出できる計算です。
それだけでなく、金銭も浮くというメリットもあります
ジム代が浮く
自宅で筋トレできれば、ジムに通うお金も必要ありません。
仮にジム代として1カ月1万ならば、年間12万円。
家賃6万円の家に住んでいる人なら2カ月分の家賃が浮きます。
時短にもなり、ジム代が浮くことを考えれば安上がりです。
サボると速攻で物干し竿と化します…
ぶら下がり健康器のデメリット3選
ぶら下がり健康器が実際には、3つのデメリットがあります。
それぞれ順に解説します。
場所を取るため邪魔
ぶら下がり健康器はその大きさからして、家庭内のスペースをかなり圧迫します。
特に、マンションやアパートのような狭いスペースでは、設置場所を確保することが困難です。
また、大型の家具と同様に、一度置いてしまうと移動させるのも大変…。
そのため、日常生活の邪魔と感じてしまいます。
最近では折り畳みができるものがある
スペースが心配な人は、折り畳み式を選ぼう
家庭内での事故リスクがある
特に小さな子供がいる家庭では、ぶら下がり健康器が事故に繋がる危険性もあります。
ぶら下がり健康器の多くは、下に重りがついています。
重りは子供でも手が届く場所にあるため、つまずいてしまったりして怪我をする危険性もあります。
ドア枠や壁に突っ張る【棒タイプ】がおすすめ
子供の手も届かないから安心して使えるよ
サボると物干しの化す
ぶら下がり健康器でできる運動は限られています。
- チンニング
- ディップス
- 足上げ腹筋
- ツイスト
多くて4種類ほどです。
初めのうちは興味を持って使い始めても、できる飽きてしまいがちなようです。
できる運動も限られているため、根気強く続ける意志が求められます。
動作自体も単調なため、モチベーションを維持するのが難しいと感じる人が多いのでしょう。
やる気維持には、毎日記録をするといいよ
モチベになっておすすめ
それでもどうしてサボってしまう…という人はジムでトレーニングをしましょう。
家トレは高いモチベーションがないと続きません。
お金や時間がかかっても、トレーニングに集中できるジムは十分利用価値があります。
ジムにさえ行くのも面倒くさい…という人は、オンラインを検討しましょう。
ぶら下がり健康器:まとめ
ぶら下がり健康器は、自宅で気軽に筋トレができます。
ジム代や時間を節約できる便利な道具です。
丈夫なものを選べば初心者から上級者まで対応した運動ができ、長持ちします。
ジムに通う手間を省きながら年間で約96時間、ジム代では年間12万円も節約できます。
しかし、その一方でデメリットも存在します。
運動の種類が限られているため、飽きやすくサボりがちです。
また、場所を取るため設置が邪魔になることや、家庭内での事故リスクも懸念されます。
そんな人には、突っ張る棒タイプがおすすめです。
モチベーション維持の工夫が必要ですが、使いこなせれば健康管理に役立つアイテムです。
しかし「自宅だとどうしてもサボりがち…」という人は、ジムでトレーニングをしましょう。
ジムはトレーニングに集中できるので、ジムさえ行ってしまえばさぼることもありません。
それでもジム通いが面倒…という人はオンラインを検討してみましょう。
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