柔術を始めて、その魅力にひかれた方も多いでしょう。
「もっと強くなりたい、うまくなりたい」という方には自宅でもトレーニングをしてみましょう。
本項では、元プロ格闘家が自宅で簡単にできるトレーニングを紹介します。
おすすめは以下のメニューです
ワンランク上のテクニックを身に着けたい方には【大賀式柔術上達論 見えない構造を解き明かす/大賀幹夫】がおすすめです。
こちらの書籍は、柔術で効率的に体の使い方が数多く解説されています。
「もっと柔術が上達したい」という方には必読の1冊です。
柔術家にとっての大辞典!
筆者も愛読
自主トレをするメリット
自主トレをするメリットは以下の3つが挙げられます。
ストレス解消
運動はストレス解消に効果的です。
運動をするとセロトニンやエンドルフィンという物質が分泌されます。
セロトニン | 精神が安定する、頭の回転をあげる |
エンドルフィン | 気持ちがリラックスする |
運動する頭がスッキリ!
リラックス効果のある運動は、ストレス解消に最適です!
健康的になれる
運動量が増えれば、必然的に健康になります。
とくにダイエット効果は抜群です!
運動すれば筋肉がついて、健康的な身体になります。
また自宅でゴロゴロすることもないので、無駄な間食をする時間もありません。
ステイホームをしていたときは、ついつい食べちゃってましたもんね
ただゴロゴロしているだけだと、ろくなことがありません。
自宅にいる時間を有効的に使って、健康的なボディを手に入れましょう!
柔術の上達が早くなる
柔術は練習量がそのまま実力に反映されやすいので、練習量が増えた分だけ上達します。
立ち技はセンス、寝技は努力のみと言われるぐらいですからね
柔術を始めたばかりや初心者の方は、中級者、上級者クラスに比べて体力や筋力、技術的にも劣っています。
差を埋めるには練習をするしかありません。
青帯になるには練習が必要不可欠!
では一体、どんな練習をしたらいいのでしょうか?
次項で解説します。
初心者におすすめの自宅トレーニング
初心者におすすめの自宅トレーニングは、以下の4つの内容です。
それぞれ詳しく解説していきます。
筋トレ
柔術は格闘技であるため、相手と組み合うだけの筋力は必要不可欠です。
日本トップの柔術家、岩崎正寛さんも「柔術家にも筋トレは必要」と話していました。
柔術も格闘技!最後に物を言うのは身体の強さ!
筋トレが必要なのはわかったけど、どんな種目をやればいいの?
おすすめの筋トレは「腕立て」です
腕立て
腕立ては、柔術には欠かせない
- 相手の体を押す
- 自分の体を支える
動作が入っています。
一回も腕立てできません…
そんな方は、以下の方法がおすすめです
- 膝をついたまま腕立てを行う
- 1日1回を目標に続ける。
- 慣れてきたら2回、3回と数を増やしてみる
疲労や柔術の練習スケジュールを加味して、できる範囲で続けていきましょう。
自宅トレはあくまで補助!メインは柔術の練習です
膝をついて腕立てができるようになったら、膝をつかない腕立てに挑戦してみましょう。
- 回数よりもフォームを意識する
- まずは1回でOK!
- 慣れてきたら数を増やす
- 10回3セットが目標。余裕が出てきたら、数をもっと増やしましょう!
- 回数よりもフォームを意識する
- まずは1回でOK!
- 慣れてきたら数を増やす
- 10回3セットが目標。余裕が出てきたら、数をもっと増やしましょう!
腕立てができるようになってきた方は、プッシュアップバーを使ってみましょう。
負荷をかけると更なる筋力アップが期待できます!
柔術の基礎練習
競技が上達したければ、その競技の基礎がしっかりできていることが重要です。
柔術も基礎がしっかりできていることが重要です!
自宅でも気軽できる柔術の基礎練習を2つ紹介します。
足まわし
足まわしの詳しいやり方は、下記の動画で16秒~1分38秒まで解説されています。
足まわしは大きく分けて3種類あります。
- 足を内から外に回す
- 足を外から内に回す
- 足を自転車こぎと反対の方向に回す
それぞれ20回ずつやってみましょう
これにより足が器用になるので、相手の攻撃から身を守ることができます。
足が自由自在に使えるようになれば、技のレパートリーも広がります!
ぜひ足まわしで足を手のように動くように練習してみましょう!
種目は以下の3つ。それぞれ20回ずつ行う。
- 足を内から外に回す
- 足を外から内に回す
- 足を自転車こぎと反対の方向に回す
三角締めの打ち込み
三角締めの打ち込みは、自分一人でも簡単にできます。
難しい方は足を組む動きはせず、ただ腰を上げるだけでもOKです!
腹筋も鍛えられるので、一石二鳥です!
- 足を組むのが難しい方は、腰を上げるだけでOK
- 目標回数は10回
技研究
柔術にはたくさんの技があるので、研究は欠かせません。
どんな技を研究すればいいも
まずはディフェンス!
ポジションを取られたところから脱出するエスケープやパスの研究から始めてみるといいでしょう。
こちらの書籍では、エスケープやパスのコツが詳しく書かれています。
QRコードも添付されているので、動画でも確認できます。
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自宅でできる柔術トレーニング まとめ
自宅でできる柔術トレーニングを3つ紹介してきました。
柔術が上達するには、練習が欠かせません。
普段の練習をしっかり行ったうえで、余力がある方は自宅でトレーニングしてみましょう。
自分のペースで少しずつ取り組んでみましょう!
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