白帯向け!元プロ格闘家教えるバックポジションからの締め技4選

バックポジションからのエスケープ

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この記事の内容

柔術でもっとも有利と言われるのが、バックポジションです。

もしバックポジションを取れたら、なんとしても極めたいところではないでしょうか。

しかし、相手も簡単には決めさせてくれません。

本項では、元プロ格闘家の筆者が初心者におすすめのバックポジションからの極め技を紹介します。

ふじ

千載一遇のチャンスを何としても生かしたい!

そんな方のために、本項では元プロ格闘技選手の筆者がバックポジションからの技を紹介しています。

  • バックポジションは取れるけど極められない方
  • バックポジションからバリエーションを増やしたい方

バックポジションから1本取りたい方は必見です!

この記事を書いた人
柔術家のふじ

筆者 ふじ

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目次

バックから技を極めるポイント

バックポジションから極めるには?

関節や締技を極めるには、まずポジションを安定させます。

相手が自由に動けるうちは、技を仕掛けても極まりません。

まずはポジションをしっかりキープしてから、技を仕掛けましょう。

バックポジションからの逃げ方は、以下の記事で解説しています。

【初心者必見】柔術で真っ先に覚えるべきエスケープ5選

ふじ

相手の出方を知るためにも一読しておきましょう

バックコントールの仕方は、こちらの動画で詳しく解説されています。

ポイント

①相手を横向きに寝かせる

自分の足を相手の膝裏に引っ掛けて、横向きに寝かせます。

これで相手の下半身の自由を奪います。

さらに相手の上半身の自由も奪うべく、「シートベルト」と呼ばれる形をを作ります。

ふじ

しっかりバックキープができたところで、次は技を狙っていきます

バックポジションからは、相手の首を絞める「締め技」を狙っていきます。

バックポジションからの締め技

バックポジションからの絞め技

バックポジションから狙う締め技は、以下の4つを覚えておきましょう。

順番に解説していきます。

送り締め

バックポジションを取って、初めに狙いにいく技が「送り締め」です。

下記の動画で1分38秒~4分40秒まで、詳しく紹介されています。

ポイント

①襟を持つ位置

襟はできるだけ深い位置を持ちましょう。

襟を持つ位置が浅いと、技が極まりにくくなります。

⓶道着の使い方

下記の画像のように、ただ襟を持つだけでは、技は極まりません。

道着を裏返しにし

手首を返して絞めるようにすると、タイトに極まります。

送り締めをさらに強力に極めたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

バックから送襟絞を極めるための5つのコツ この記事を読むとバックポジションから送襟絞を極めるための方法がわかります。

相手は送り締め首に回している側の腕を持ち、ディフェンスしてくることが予想されます。

ディフェンスされたらどうすればいいの?

ふじ

次に紹介する「片羽締め」という技を狙っていきましょう

片羽締め

相手にディフェンスをさせないために、片羽締めを狙いにいくという選択肢もあります。

片羽締めは、相手にディフェンスさせないように相手の腕をロックして極める技です。

下記の動画で、開始~2分30秒までで解説されています。

ポイント

①手の形

手の形がポイントです。

脇の下から入れた手は、自分の腕の下を通します。

こうすことで、より強力に技が極まりやすくなります。

ただし「片羽締め」は自分より大きい相手にはが極まりにくい技です。

そういう相手には、どうしたらいいの?

ふじ

そういう相手には「ボーアンドロー」がおすすめです

ボーアンドアロー

送り締めをディフェンスされた場合は「ボーアンドアロー」を狙います。

先ほど紹介した動画でも「ボーアンドアロー」は紹介されていますが、下記の動画の方が、細かいところまで解説されているのでおすすめです。

動画の1分28秒から解説されています。

ポイント
  • 足の抜き方
    脚を抜くときは、上の脚を相手のお腹の位置までずらしてから抜くといいでしょう。
  • 相手のパンツを持つ
    パンツを持つ位置は、相手の膝の辺りを持つとしっかり掴めます。

ボーアンドアローは非常に強力な絞め技ですが、ディフェンスされてしまう場合もあります

ボーアンドアローも防がれたら、どうするの?

ふじ

最終奥義「裏三角締め」です

裏三角締め

ボーアンドローもディフェンスされた時に、狙いにいくのが「裏三角締め」です。

ポイント
  • 相手の肩に自分の足を掛ける
  • 相手のクラッチを切る時は、相手の肘を持つ
    裏三角締めを仕掛けると、相手はクラッチを組んでディフェンスをしてきます。
  • 相手の肘を持ち、自分が後ろに倒れるようにでしてクラッチを切る。

柔術バックポジションからの絞め技 まとめ

バックポジションからの技まとめ

柔術のバックポジションからの極め技を4つ紹介してきました。

例えば以下のようにして、狙っていくといいでしょう。

  1. 送り締めをディフェンスされたら、片羽締めを狙う。
  2. 片羽締めが極まらなかったら、ボーアンドロー。
  3. ボーアンドローも防がれたら裏三角締めに移行する。

このように1つの技にこだわらず、技を繋げていくことが重要です。

バックポジションを取れた優位を最大限生かして、ガンガン攻めていきましょう!

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この記事を書いた人

元プロ格闘家。現役中はメジャー団体出場選手や王者クラスに勝利するなど活躍。
引退後は8㎏増量の激太りをしたが、ブラジリアン柔術を初めダイエットに成功。
現在は格闘技ジムのインストラクターとして後進の指導にあたる。
2021年に当ブログを設立。
現役時代やインストラクターとしての経験を活かし、フィットネスや格闘技情報を発信。
普段は子供を溺愛する一児の父。

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