柔術には、さまざまな技があります。
しかし、技があり過ぎるゆえ、どんな技を覚えたらいいか分からない方も多いでしょう。
柔術を始めたばかりの初心者なら「エスケープ」から覚えることをおすすめします。
筆者も柔術を始めたばかりのころは「エスケープ」から覚え、その後に
- パス
- 関節技や絞め技
- スイープ
上記の順番に技を覚えていきました。
本項では、
本項では、上記3点について徹底的に解説します。
ブラジリアン柔術を始めたばかりの方は必見です!
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初心者がエスケープを覚えるべき理由

柔術の基本は生き残ることが大切です。
生き残るためには、相手にポジションを取らせないことが重要です。
ポジションさえ取られなければ、やられることはありません!
ポジションを取られないためには、抑え込まれても「エスケープ」する技術が必要です。
しかし、力に任せにエスケープしては、怪我をする原因にもなります。
無駄な怪我をしないためにも、合理的にディフェンスをする術を覚えることが大切と言えるでしょう。
柔術は怪我の少ない競技といわれていますが、闇雲に暴れては怪我します。
また、力任せな動きは周囲からの反感を買う恐れもあります。
柔術は格闘技とはいえ、対人競技です。お互い「この人となら練習しても大丈夫」と思ってもらえるだけの信頼関係が必要なのです。
円満に柔術を続けていくためにも、力任せに暴れない正しい「エスケープ」を身につけるようにしましょう。
柔術初心者が覚えるべきエスケープ
では、初心者はどんなエスケープから覚えればいいのでしょうか。
下記5つのエスケープを覚えておくといいでしょう。
詳しい方法は、次項で解説していきます。
マウントポジションからのエスケープ
トライフォース代表の早川氏が、マウントからエスケープする方法をわかりやすく解説しています。
マウントポジションを取られると焦ってしまい、力任せに暴れがちです。しかし、闇雲に暴れてもスタミナをロスするだけです。
理論に基づいたエスケープを行い、無駄な体力を使わないようにしましょう。
まずは省エネでできる「エルボーエスケープ」を覚えましょう。
エルボーエスケープを覚えたら、ブリッジで返す方法も覚えてみましょう。
サイドポジションからのエスケープ
サイドポジションで抑え込まれると、相手の頭や体を力任せに押してしまいがちです。
しかし力任せに押すだけでは、サイドポジションからエスケープはできません。
下記の動画で解説しているように、力が伝わりやすい方法でエスケープすることが重要です。
サイドポジションはもっとも取られやすいポジションです。
相手もポジションをキープできるように、エスケープに対応をしてきます。
エスケープの方法は1つだけでは失敗しやすいので、複数のパターンを覚えて、組み合わせるようにするといいでしょう。
【柔術白帯向け】サイドポジションから楽にエスケープする方法3選
バックポジションからのエスケープ
バックポジションは、最も危険なポジションです。
マウントやサイドポジションとは違い、対応方法を誤ればチョークスリーパーや奥襟締めなどの絞め技が即決まってしまう恐れがあります。
バックポジションからエスケープする場合は、チョークや奥襟締めへの対応も意識しましょう。
バックエスケープについては、アマゾン選手がわかりやすく解説しています。
バックポジションからのエスケープは難しいので、よく練習しましょう!
バックからのエスケープは、下記の記事でさらに詳しく解説していきます。
【柔術初心者は必見】簡単にできるバックポジションからのエスケープ4選
三角締めからのエスケープ
エスケープに成功したら、トップポジションが取れるようになってきます。
そうすると相手は下から技を仕掛けてきます。せっかく、トップポジションを取れても技が決まってしまったら、勿体ありません。
特に危ないのが、三角締めと腕十字。極まったら、アウトです。
トップポジションをキープするためにも、三角締めに対するディフェンス方法を覚えておきましょう。
三角締めのエスケープもアマゾン選手が分かりやすく解説しています。
ポイントは
- 三角締めがきたら、胸を張って背筋を伸ばす
このことをしっかり覚えておくと、三角締めがディフェンスしやすくなります。
腕十字からのエスケープ
腕十字も三角締め同様、トップポジションから極められやすい技です。
腕十字のディフェンスは腕を無理に抜こうとせず、正しい手順を踏むことが大切です。
初心者が覚えるエスケープを5つ紹介しました。
しかしテクニックを頭で覚えても、実践すぐに使えるようにはなりません。
次項でエスケープがもっとうまくなる方法を解説していきます。
さらにエスケープがうまくなる方法
テイクダウンの精度を上げる方法は以下の3つがあげられます。
それぞれ順番に解説していきます。
打ち込みを繰り返す
新しい動きを覚えるには、打ち込みを繰り返すことです。
打ち込みのときは、お互い5~6割ぐらいでOK!技が成功する感覚を身につけましょう!
受ける相手も無理をせず、形に入ったら相手を逃がすようにします。
このような打ち込みを繰り返すことで、エスケープの感覚が身についてきます。
スパーリングで試す
打ち込みで形を覚えたら、スパーリングで試すようにしましょう。
スパーと打ち込みでは感覚も違うので、最初はうまくディフェンスができないと思います。
スパーリングでは、相手もすんなり逃がしてくれません。
それでも繰り返すことで、徐々にコツを覚えていきます。
形を覚えたら、実践で試すことが大切です。
フィジカルを鍛える
どんな素晴らしいテクニックを持っていても、フィジカルがなければ通用しません。
どんなテクニックも3倍の力の前には無力です。
フィジカルは鍛えるのに時間はかかりますが、努力をした分だけ確実に強くなります。
フィジカルを強くするには、トレーニングが欠かせません。
【最強への道】柔術家に筋トレは必要!絶対に取り組むべき筋トレメニューとは?
さらにトレーニング後は、素早い栄養補給が必要不可欠です。
素早い栄養補給を実現するには、プロテインを活用しましょう!
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ほかにもおすすめのプロテインがあるので、下記の記事で紹介しています。
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まとめ
ブラジリアン柔術の初心者が覚えるべきエスケープを5つ紹介してきました。
上記5つのエスケープができなれば、だいぶ基本が身に付いてきたと言えます。
それには、コツコツ練習を続けることが必要不可欠です。
「モチベーションが上がらなくて、練習が続かない」という方は、こちらを参考にしてみてください。