基本が大事っていうけど、柔術の基本って何だろう?
柔術における基本というのは、ズバリ、マット運動です!
どんなことも基本が大切だと言われます。
野球であれば「素振り」、サッカーであれば「パス回し」。
では柔術の基本というのは、どんな動作があるのでしょうか。
柔術の基本も数多くありますが、その中でも初診が絶対に覚えておいた方がいい、基本を5つ紹介してきます。
柔術の基本ムーヴ
柔術の基本的なムーヴは、下記の5つが挙げれます。
- 前転、後転、
- 横回り
- エビ、逆エビ
- ブリッジ
- 足回し
前転・後転
柔術は、寝技が主体の競技です。
つまり寝転んだ状態で攻防することが多いため、前転や後転を連続しているような状態です。
攻防をしてもついていけるように、まずは前転、後転といった基本的な動きができるようにしましょう。
美しさを競う競技ではないので、多少雑でもOK!
まずはしっかりと回って着地ができるようになりましょう!
横回り
相手にパスされそうになったときのリカバリーやベリンボロのようなスイープを仕掛けるときに使います。
柔術特有のムーヴなので、慣れないうちは、できない方も多いと思います。
しかし柔術をするうえでは、欠かせない動きなので、習得しておきたいムーヴです。
コツは
- おへそを見るようにする
- 床には両肩を結んだラインが、床に当たるように転がる
- お腹を縮めるように曲げる
少し難しいですが、できるようになると柔術の幅が広がります。
ちょっとしたコツが必要な動きなので、少しずつ練習してみましょう。
エビ、逆エビ
サイドポジションやノースサウスポジションで抑え込まれたときに、エスケープするときに使うムーヴです。
柔道の練習でも取り入れられている動きで、柔術でも使う動きです。
エビと逆エビを行うポイントは、なるべく大きく動くこと。
最初はゆっくりでいいので、大きくエビや逆エビができるようにしましょう。
慣れてきたら、連続してできるようにします。
慣れてきたら、相手が上から抑え込んでいることを想定し、エビをしたとは、素早く元のポジションに戻るようにしましょう。
ブリッジ
ブリッジもエビや逆エビと同じく、ポジションを奪われたところからのエスケープに使う動きです。
抑え込まれた際に使うムーヴなので、スムーズにできるようにしておきましょう。
またできることなら、首だけで体を支えられるぐらい、しっかりとしたブリッジができるようにしましょう。
柔術は首を痛めやすい競技です。
怪我から自分を守るためにもブリッジは欠かせません!
慣れないうちは、首を痛めてしまう恐れもあるので、手と頭をついた状態で行ってください。
慣れてきたら徐々に手を放し、頭だけで首を支えられるようにしましょう。
ブリッジがしっかりできるようになると、抑え込れてからのエスケープも楽になります。
足まわし
足まわしは、相手のパスを防ぐための動きです。
パスは柔術の試合を決定付ける重要な動きになります。
上の相手が早々にパスできないように、足が手のように動かせるようにする練習です。
最初はゆっくり、大きく動かし、慣れてきたら素早くできるようにしましょう。
まとめ
柔術で初心者が絶対覚えておきたい基本ムーヴを5つ紹介してきました。
どんな競技にも共通することですが、基本は欠かせまん。
これは上級者でも初心者でも、一緒です。
基本ができているからこそ、応用が効いてくるのであって、基本ができないうちに技を覚えようとしても身につきません。
柔術を始めるうえで、欠かせない動きをしっかりとできるようにしておきましょう。
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