下からの攻めもできるようになってきたから、上からのアタックも覚えたいなー
了解です!今回は、初心者でも簡単にできるパスを3つ紹介します。
クローズガード、スイープを覚えたら、次は、上からのアタックに挑戦してみましょう。
せっかく上のポジションをとれても、パスができなければ試合では加点がされません。
また、トップポジションからのアタックも覚えれば、アンダーガードのバリエーションも増えるというものです。
試合で勝つため、また柔術の幅を広げるためにも、パスを覚えましょう。
今回は、初心者でも簡単にできるパスを3つ紹介していきます。
この3つのパスができれば、他のパスにも応用できてくると思います。
初心者におすすめのパス3選

- ニースライス
- 3ステップパス
- トレアンドロパス
それぞれ詳しく解説します。
ニースライスパス
ニースライスパスとは、相手のガードが割れていて、なおかつ相手との距離が近いときに使うパスです。
使用頻度の多いパスなので、ぜひ覚えておくようにしましょう。
ニースライスパスは、こちらの動画が分かりやすく解説されています。
ポイントは
- 上から相手に向かってしっかりプレッシャーをかける
- 片足はまたぐ
- 自分の膝で相手の太腿の付け根を踏みつける
- パスしたあとは、自分の体を伸ばすようにして、相手にプレッシャーをかける
トレアンドロパス
トレアンドロパスとは、相手のパンツを掴んで行うパスです。
柔術はグラップリングとは異なり、相手の道着を掴んでの攻防ができる競技です。
道着を掴んだ技を使わない手はないでしょう。
トレアンドロパスは、色んな方が解説していますが、初心者にはこちらの方法がやりやすいと思います。
動画開始~5分21秒あたりまで、トレアンドロパスの基本的な動き、5分21秒からは動きの応用について解説されています。
ポイントは
- 相手の内側パンツの裾をしぼって持つ
- 相手の脚を床につけるようにプレッシャーをかける
- 相手の腰を越えたら、自分の肩を相手の腰に密着させる
ロングテップパス
3ステップパスとは、大きな歩幅でステップを行い、一気にパスする方法です。
このパスは素早く仕掛けられるので、相手がディフェンスをしにくいメリットがあります。
動画開始~29秒では基本的な動き、1分55秒からはパスを成功させるコツについて解説されています。
ポイントは
- 襟を持った側にパスをすること
- 1ステップ目は真横にステップ、2ステップ目で腰を切って、相手の脚からパスをすること
- 襟は相手と密着するまで離さない。相手と密着できたら襟から手を放して、相手の頭に枕をする
以上の3つの点に注意すると、パスが成功しやすいと思います。
まとめ
初心者におすすめのパスを3つ紹介してきました。
下からスイープを決めた後は、トップポジションから攻めることになります。
せっかく奪ったトップポジションを無駄にしないよう、パスも身につけてみましょう!
パスが上手くなれば、アンダーポジションからのアタックも上手くなります。
本項では3つのパスを紹介しましたが、最初はどれか一つに絞って練習してみると身に付きやすいと思います。