ブラジリアン柔術を始めたばかりの初心者でも、スパーリングに参加すべきでしょうか?
「いつからスパーに入っていいの?」と思う方もいるでしょう
本項では、元プロ格闘家の筆者がスパーリングに入るべき時期とスパーへの取り組み方を解説します
初心者でもスパーリングに入りましょう!
スパーに入るべき理由は以下の通りです。
- もっとも実力がつく方法だから
- スパーリングが楽しいから
本項では更に元プロ格闘家の筆者が安全なスパーリングの取り組み方についても解説していきます。
これさえ読めば、あなたも明日からスパーリングに入りたくなることでしょう!
- ブラジリアン柔術の初心者こそ、スパーリングに入るべき理由
- 怪我をしない安全なスパーリングの取り組み方
- スパーリングの効果を高めるポイント
筆者 ふじ
- 元プロ格MMA選手
- 趣味は筋トレとブラジリアン柔術(紫帯)
- 柔道整復師
- セミパーソナルスタイルジムの現役トレーナー
スパーリングに入るべき理由
ブラジリアン柔術の初心者がスパーリングに入るべき理由は2つあります。
順番に解説していきます。
もっとも実力がつく方法だから
ブラジリアン柔術が強くなるには、スパーリングに参加するのが最も実力がつきます。
スパーリングに参加しても、ボコボコにやられちゃうよ
初心者のうちはそれでOK!
なぜならスパーでやられることで、ディフェンス能力が身に付きます。
スパーで技をかけられているうちに「どうしたら技が掛からなくなるのか?」考えるきっかけになります。
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強くなるには、ひとつずつ自分の弱点を克服するのみ!
自分の弱いところを見つけては克服していくことで、段々と弱点がなくなってきます。
スパーリングは、自分の弱点を分析するきっかけ作りの場です。
初心者だからこそ、スパーリングに入っていきましょう!
そうは言っても、色帯の猛者達に飛び込んでいくのは、怖いよ
そんな方は、紫帯以上の方とのスパーリングがおすすめです。
紫帯以上の方達は、「どんな技を極めたら、相手が壊れてしまうのか」を十分に心掛けています。
大半の方は、下の帯の方の申し出には快く応じてくれます!
ただし試合を控えている方には、申し出をするのは控えましょう。
スパーリングが最も楽しいから
人と組み合って技を掛け合うことが、ブラジリアン柔術の一番の楽しさです。
- 「習った技がかかるようになった」
- 「技が極められなくなってきた」
上記のような成功体験を経験できる練習は、スパーリングのみです。
成功体験は自信へと繋がります!
最初はやれてばかりで、自信も持てないでしょうが、練習の積み重ねで強くなるのが柔術です。
ただし、闇雲にやればいいわけではありません。
無茶な練習は怪我をする原因にもなります。
しっかり目的を持ってスパーリングに参加する必要があるでしょう。
スパーリングの効果を高める方法
スパーリングの効果を高めるには、以下の方法が挙げられます。
人に聞く
例えば、トップポジションからパスができず、スイープをされたとします。
そしてスパーリングが終わったあとに、どうしてスイープをされたのか?相手に聞いてしまいましょう。
聞いたことは忘れないように、練習後にメモをしておくとより効果的
柔術初心者は、スパーリングでやられた原因が分かりません。
分からないことを一人で考えても、永遠に分からないままです。
ならば分かる人に聞いてしまいましょう。
聞く相手は、指導員でもいいですし、スパーリング相手でも構いません。
できるだけその日のうちに質問し、問題を解決しておきましょう。
ただし何個も質問しても、内容を覚えきれません。
質問は多くて3つぐらいに、留めておくことをおすすめします。
教則を見て学習する
ブラジリアン柔術は【体を使ったチェス】と呼ばれるほど、ロジカルな競技です。
ロジカルな思考を支える知識も重要です
ブラジリアン柔術では、教則本や動画などが数多く出版されています。
「読むならこの3冊!」元プロ格闘家が柔術初心者にすすめる書籍3選
おすすめは【大賀式柔術上達論 見えない構造を解き明かす/大賀幹夫】です。
こちらの書籍は、柔術で効率的に体の使い方が数多く解説されています。
「もっと柔術が上達したい」という方は一読してみるといいでしょう。
柔術家にとっての大辞典!
筆者も愛読!
まとめ
ブラジリアン柔術の初心者がスパーリングに入るべき理由を解説しました。
初心者がスパーリングに入るのは、怖いもの。
しかしブラジリアン柔術を上達させるには、スパーリングは欠かせない練習です。
相手を選んで上手にスパーリングをしましょう!
また練習が終わってからは、課題をそのままにしないことも大切です。
質問したり、自分で調べたりすることが重要です。
どんなものも最初から、うまくできる人なんていません。
コツコツ練習することで、少しずつ上達していきます
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