柔術には様々な関節技があります。
技術の進歩も凄まじく、日々新たな技が開発されています。
白帯の方はどれを覚えればいいか分からない方という方も多いでしょう。
そこで本項では、元プロ格闘家が白帯におすすめの関節技を3つ紹介します。
白帯の方が覚えるべき関節技は以下の3つです
では元プロ格闘技選手の筆者が、バックポジションからエスケープする方法を解説していきます。
さらに詳しいコツを知りたい方は【大賀式柔術上達論 見えない構造を解き明かす/大賀幹夫】がおすすめです。
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「もっと柔術が上達したい」という方は一読してみるといいでしょう。
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柔術初心者におすすめの関節技
ブラジリアン初心者に、おすすめの関節技は以下の3つです。
それぞれどんな技なのか、技の動画と一緒に解説していきます。
腕十字
「腕十字」は柔術における基本が詰まった技です。
野球の素振り、サッカーのパス回しに匹敵するぐらい基本的な技です。
初心者の方は、しっかりできるようにしておきましょう!
十字は、基本の打ち込み動作から覚えましょう!
- 自分の脚で、相手の体しっかり前に崩す
- 技を極めるときは、自分の膝を閉じて極めるリスト
アームロック
アームロックも腕十字と並行して覚えておきましょう。
アームロックは大きく分けて2つのパターンがあります。
- チキンウィングアームロック
- V1アームロック
どちらもサイドポジションから仕掛けていきます。
チキンウィングアームロック
チキンウィングアームロックは、別名「キムラロック」とも呼ばれます。
技の名前となる「キムラ」は、伝説の柔道家「木村政彦」氏の得意技だったことから名付けられました
- 相手の脇、肘の角度を90度にするようにして手首をつかむ
- 相手の体を持ち上げて、腕を極めるリスト
V1アームロック
- 相手の肘と手首が90度になるようにして手首をつかむ
- 相手の手首をつけたまま、肘を床から上げるようにして極めるリストリスト
V1アームロックは、怪我をさせやすい技です。
練習で技をかけるときは、気を付けましょう!
オモプラッタ
オモプラッタとはポルトガル語で「肩甲骨」を意味します。
今まで紹介してきた技に比べて少し難しくなりますが、覚えておくと一気に技のバリエーションが広がります。
- 「腕十字」から「オモプラッタ」
- 「三角締め」から「オモプラッタ」
オモプラッタは、技と技のコンビネーションとして活用できます。
コンビネーションは初心者の方にとって難しいので、まずはオモプラッタ単体で技を覚えましょう
オモプラッタの基本は、下記の動画で3分54秒まで解説されているので、初心者の方はそこまで観れば十分です。
まずは基本的なオモプラッタの動作を覚えましょう。
- 体を起こすときは、自分の膝を伸ばしながら起き上がる
- 自分がお辞儀をするようにして、上半身を少し前に倒して極める
練習する際のポイント
技を練習する際のポイントは、まずはゆっくり反復して正しい技の形を覚えましょう。
慣れてきたら素早く技に入れるように、繰り返し打ち込みをします。
頭で考えなくても、スムーズに技が出せるぐらいまで打ち込みをするといいでしょう!
スムーズに技ができるようになったら、実戦形式のスパーリングで技を試します。
スパーリングでも技が極まるようになれば、技を習得したということです!
まとめると
- 最初はゆっくり正確に打ち込みをする
- 技がスムーズに出せるぐらいまで、打ち込みをする
- スパーリングで試す
- 打ち込むでは、ゆっくり技をかける
- スパーリングでは相手がタップしたら、すぐに技を解除する
いずれも柔術のマナーです。
マナーを守り、楽しく練習しましょう!
相手に怪我をさせないように、注意して練習しましょう!
柔術初心者におすすめの関節技 まとめ
柔術初心者におすすめの3つの関節技を紹介してきました。
この3つの技は中級者や上級者になっても使う技なので、初心者のうちにしっかりできるようにしておきましょう。
技はコツコツ練習することで覚えていきます。
焦らずコツコツ練習をすることを心がけましょう!
その他、初心者が覚えておくべきことは以下の記事で紹介しています。
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