テクニック

【柔術白帯は必見】簡単にできるマウントポジションからのエスケープ3選

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柔術初心者

マウントポジションを取られた…早くエスケープせねば…

マウントポジションを取られて、なかなかエスケープできないという方も多いのではないでしょうか?

ポジションを取られた方は攻め手がないので、一刻も早くエスケープしたいところです。

しかし、その気持ちとは裏腹に

柔術初心者

苦しくて体が動かない…どう動いてエスケープすればいいんだ…

と悩む方がほとんどではないでしょうか。

ふじ

相手にお腹を潰されるのは、辛すぎます…

しかし、正しい手順を知っていれば、マウントポジションからは簡単にエスケープできます。

本項では元プロ格闘家の筆者が

  • マウントポジションを取られたときの対処方法
  • マウントポジションからのエスケープ

以上2点を解説していきます。

こんな方におすすめ
  • 柔術初心者の方
  • マウントポジションからのエスケープが苦手な方

マウントポジションを取られたときの対処法

マウントポジションを取られたら、エスケープの前に相手に攻められないようにディフェンスをすることが優先です。

なぜなら、相手に「ハイマウント」と呼ばれるポジションを取られると、ボトムポジション側はエスケープが難しくなるからです。

ふじ

ハイマウントについては、こちらの記事で解説しています。

【白帯向け】誰でもできるマウントポジションから攻め3選

ハイマウントを取られないためには、まずは脇をしっかり閉めます。

続いて相手に馬乗りにされても、耐えられるようにお腹に力を入れます。

おへそを見るようにして顔を上げ、背中を丸めるようにするとお腹に力が入ります。

ふじ

まずはディフェンスをしっかり行い、ハイマウントを相手に取らせないことが重要です。

柔術初心者

なるほど!まずはディフェンスをすることが重要なんですね!

ふじ

ディフェンスができたら、マウントポジションからエスケープしていきましょう!

マウントポジションからのエスケープ

マウントポジションからのエスケープを解説

マウントポジションからのエスケープを3つ紹介していきます。

  • 相手の身体が起きている場合
  • 相手が覆いかぶさってきた場合
  • 足を組まれた場合
ふじ

ポイントは、相手の体勢によってエスケープ方法を変えることです。

ここではよくある3つのパターンを紹介します。

相手の身体が起きている場合

相手の身体が起きているときは、ブリッジをして上下を入れ替えます。

このエスケープは、肩ブリッジができることが条件です。

もしブリッジができない」という方は、下記の記事に肩ブリッジの方法を解説しているので、参考にしてみてください。

柔術の基本5選 初心者が絶対覚えておきたい基本ムーヴ

ポイント

相手の手首を持つときは、親指を外した「サムレスグリップ」を使います。

自分の手を相手の手首引っ掛けるようなイメージで行うと、いいでしょう。

ふじ

しかし相手も、せっかく取れたポジションを失いたくありません。

ひっくり返されないよう、床に手を付いて覆い被さるようにしてバランスを取ろうとしてきます。

柔術初心者

その場合は、どうすればいいの?

ふじ

その場合は、ガードポジションに戻していきます。

相手が覆いかぶさってきた場合

両手を床について覆い被さってきた相手には、ガードポジションに戻していきます。

ポイント

片足を抜いて、相手の腕をコントロールするときも「サムレスグリップを使います。

相手の腕をコントロールする腕も「サムレスグリップ」を使い、相手の腕を抑えるようにします。

腕を握ってしまうと、うまく相手の腕をコントロールできません。

柔術初心者

これでマウントポジションからのエスケープも完璧だね!

ふじ

まだです!相手もそう簡単にエスケープさせてくれません!

よくあるパターンとしては、自分の足を絡めて動ける隙間をなくしてきます。

柔術初心者

それをやられたら、もう動く隙はないじゃないか…もはやマウントポジションからのエスケープは絶望的…

ふじ

安心してください!足を組まれてもエスケープする方法はあります。

足を組まれた場合

相手に足を組まれた場合は、勢いを使って自分の足を一気に引き抜きます。

「解説が英語だとよく分からない」という方には、以下で手順を解説しています。

足を組まれた場合のエスケープの手順

①相手のパンツをつかむ

②自分の両足を引き上げる

③自分の体を丸めながら、相手を持ち上げて膝を入れる

マウントポジションからのエスケープ まとめ

マウントポジションからのエスケープ

マウントポジションからの基本的なエスケープを3つ紹介してきました。

  • 相手の身体が起きている場合
  • 相手が覆いかぶさってきた場合
  • 相手が足を組んできた場合

相手の体勢に合わせて、エスケープ方法を変えるといいでしょう。

ただしマウントポジションからのエスケープだけできても実践では、役に立ちません。

相手も逃げられない様にポジションを変えてくるので、他のポジションからもエスケープ方法も覚えておきましょう。

他のポジションからのエスケープ方法は、こちらで紹介しています。

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